「ツキノワグマ出没警報」が発令されました

掲載日:2023年9月22日更新

「ツキノワグマ出没警報」が発令されました

　今年の秋はツキノワグマのエサとなる堅果類（ドングリ、ブナ）が凶作と予想され、秋から冬にかけてエサを求めて人里への出没が懸念されることから、福島県より９月１日付けで「ツキノワグマ出没特別注意報（秋季）」が発令されていましたが、９月に入って、人身被害が続いており、さらなる人身被害の増加も懸念されることから、「ツキノワグマ出没警報」が発令されました。

　野外で活動する際には、ツキノワグマに遭遇しないようより一層の注意をお願いします。

※小野町内では現在のところ出没事例はありませんが、行楽やキノコ狩りなどで山林に入る際などは特に注意をお願いします。

　「ツキノワグマ出没警報」（チラシ） (316.6KB)

クマと遭遇しないために

　クマは臆病な性格のため、積極的に人間を襲うことはほとんどありませんが、不意の遭遇でパニックになり襲いかかってくることがあります。こうした遭遇を避けるために、以下の点にご注意ください。

〇クマの痕跡や目撃情報がある場所では突然出遭わないよう特に注意してクマ鈴やラジオなど音のするものを携帯し、クマに自分の存在を知らせるよう行動し、必要に応じて引き返す勇気を持ちましょう。また、音に反応したクマが藪の中などに潜んでいることがあるので、藪などの視界の悪い場所は特に注意し、立ち入らいないことも重要です（クマ鈴、ラジオで遭遇を完全に回避することはできません）。

〇クマは朝夕に活発に活動します。朝夕の入山、山の近くでの散歩は避けるようにしましょう。また山際での農作業等の際にも、クマ鈴やラジオなどの音のするものを身につけ、周囲に注意して作業をしましょう。

〇子グマを見つけたら親グマが近くにいると考えられるので、そっと立ち去りましょう。子グマを守ろうと親グマが攻撃してくるので危険です。

　福島県ツキノワグマ目撃情報